バラツキを把握する
平均値や中央値は、ひとつの値で集団の特徴をあらわしていますが、集団のバラツキまではわかりません。そこで度数分布表を作成してバラツキを把握しましょう。データ分析の始まりは、平均値と中央値を計算すると共に、度数分布表を作成することです。
※分布の形状から集団の特色を把握するため、最初の階級(第一階級)と最後の階級の幅を他と統一せず、下図のようにする場合もあります。



平均値付近の度数が最も多くなり、平均から離れるに従い減少する左右対称のグラフです。身長や体重ではこのような傾向が見られます。
これは正規分布と呼ばれます。
片側に山が偏り、反対側に裾が広くなるグラフです.。
年収のグラフによく見られます。
グラフの山が2つある、らくだ型のグラフです。
貧富の差の大きい国での年収のグラフにみられます。