対応のある、対応のない

2つの集団(2群)の比較で、異なる集団について測定したデータは対応のないデータ、同じ集団について測定したデータは対応のあるデータという。


喫煙している人に1日におよそ何本タバコを吸うかを聞いた。男性の平均は13本、女性は7本だった。調査結果から母集団における喫煙本数の平均は男性と女性で異なるかを明らかにする。
比較する集団は異なるので、対応のないデータという。


製薬会社が解熱剤を開発した。その新薬Yの解熱効果を明らかにするために10人の患者を対象に、薬剤の投与前と投与後の体温を調べた。体温平均値は、投与前が38.0℃、投与後が36.7℃だった。母集団において体温平均値は投与前と投与後で異なるかを明らかにする。
同じ対象者なので、対応のあるデータという。
対応のあるデータの検定は差分データの標本平均と標本標準偏差を適用する。


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