相関比の無相関検定の概要
相関比は、一つの項目がカテゴリーデータ、もう一つの項目が数量データである2項目間の相関関係を数値で記述する方法である。
相関比は0から1の間の値で、絶対値が大きいほど相関関係は高い。
相関比の無相関検定は母集団の相関比が0であるかを検証する検定方法である。
相関比

検定統計量

自由度
fb=カテゴリー数-1 fw=n-カテゴリー数
p値
検定統計量は自由度fb、fwのF分布に従う
p値は、F分布における検定統計量の上側確率である。
相関比の無相関検定の結果
具体例
15人の消費者に好きな商品と年齢を聞いた。

検定結果

p値0.0039<0.05より
年齢と好きな商品の母集団における相関比は0でない相関があるといえる。